夏になると、「いつも通り作ったのに、膨らまない!」とよくお問合せをいただきます。
皆さんも、膨らみが悪かったり、へこんでしまったことはありませんか?
パン作りには、室温20~25℃くらいが最も適しているといわれています。
夏は室温が高いため、生地温度が上がり、過発酵になりやすくなります。
過発酵になると、膨らみすぎてしぼんだり、へこんだりすることがあります。
そこで、夏もパン作りを楽しむためのコツをご案内します!
●水を冷やす!(目安 約5℃)
水の温度は、パンの発酵に大きく影響します。夏は水道水の温度も高めになるので、
予め冷蔵庫で冷やしたり、氷を入れたり、十分に冷やした水を使いましょう。
●材料と道具を冷やす!
小麦粉やホームベーカリーの生地をこねるケースなども冷蔵庫で冷やし、
こねる時に生地の温度が上がりすぎないようにしましょう。
●ホームベーカリーは涼しい場所に
日の当たるところや、オーブン・ガスコンロのそば等を避け、なるべく涼しい場所に置きましょう。
●水の量を減らす
通常の水分量から2~3%減らしてみましょう。
(ホームベーカリーで作る場合は10ml程度が目安です)
その他、ご利用のホームベーカリーの取り扱い説明書もご覧ください。
パンは、温度や湿度、発酵時間などの条件で、形や膨らみ方が変わります。
それも手作りならでは!温度管理に注意しながら、夏もパン作りを楽しましょう。